"マスク会話"聞こえにくさ実証!

コロナ禍でマスク着用が習慣化し会話トラブルが増加

スーパーなので買い物をするとき、店員さんの会話が聞き取りにくくありませんか?新型コロナウイルス感染防止のためにマスク着用・飛沫防止のビニールシートやアクリルボードなどを付けたレジも増え、さらに会話が聞き取りにくい状況になつております。

マスク会話の聞こえにくさは、高音域の消失が原因

GNヒヤリングジャパン社の調べで、マスクなしとマスク着用の場合とマスク+ビニールシート越し場合という2パターンで音声情報どのように変化するか検証しました。「マスクなし」と比べた「マスク着用」では高音域の音声成分が少なくなっていました。「マスク+ビニールシート」では、さらにその傾向が高まっていました。聞こえにくさの原因は、高音域の音声成分の消失が原因とわかりました。(マイクロフォンミキサーにて調べ)

マスク会話トラブル対策としての補聴器の有用性

マスク着用の習慣化により、難聴者は少なからず影響がでており不自由な状況が推測されます。補聴器を装着した場合は、高音域の音声成分が補完されることが示され、マスク会話によるトラブル対策の一つとして補聴器を調整することにより改善の可能性あることがわかりました。

(フィッテング誌Vol.33 No,4引用)

ご不自由を感じている方は、補聴器専門店へご相談ください。

2020年10月25日